モッサンの思い出し笑い

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第6話 自給自足キャンプ

高校の夏休みに「鍋やナイフなどの小道具と調味料だけを持参して一泊二日のキャンプをする」という、黄金伝説みたいなことをやっていた。
食料は全て現地調達である。仲間内でのキャンプはすでに何回か経験済みで、場所選定でだいぶ痛い目も見てきたので、今回は

①真夏でも食料が容易にゲットできる

②自転車で移動が楽

③近くに川がある

④蚊やアブが少ない

⑤焚き火するための流木などがある

以上の項目をクリアできる場所を探した。ら、すぐに見つかった。

モッサンたちの通学途中にある海岸である。通学途中とは言ってもモッサンの自宅から約3キロ離れている(学校まで8キロの自転車通学をしていた)

国道から丸見えなのが難だが、すぐ近くに幅1メートルのキレイな沢が流れ、やや広い砂浜には流木がふんだんに転がっている。国道の向こうには山があり畑なんかもある。

「現地集合、当日集まった人がメンバー」というアバウトな人員構成でスタートした自給自足キャンプ。今回の固定メンバーは、モッサン・ガマ・ゲルで、食料調達の精鋭である。

「自給自足」を目的としたキャンプの場合、やることはあまりなく、

①テントを張る→食材調達→火をおこす→調理→食う→午前中おわり

②食材調達→火をおこす→調理→食う→あとは寝るだけ

③起床→火をおこす→残り物を焼く→喰う→テントたたむ→現地解散

こんなもんである。

骨組みが鉄の重い「昔テント」を設置して、モッサンたちは海に入った。ここは陸奥湾。ホタテの宝庫である。

が、潜ってみると、海底には大きな石がゴロゴロあり、ホタテが好む地形ではなかった。当然のようにホタテは1枚もいなかった。

その代わり、「アカジャラ(現地名)」が石にたくさん付いていたので、それを大量にゲット。「アカジャラ」はホタテの原種みたいな二枚貝で、中身はホタテそっくり、身が厚くてホタテより味が濃くて非常においしい。知ってる人は少ない「セレブのホタテ」である。

海から上がる頃、キャンプの噂を聞きつけた同級生どもが続々やってきた。防波堤で釣り上げた「ウグイ」を手土産に(ウグイかよ。。。)

焚き火に金網をのせ、アカジャラを貝のままのせる。5分ほどで食べられ、調味料は一切いらない。
一方ウグイのほうは小骨をどうするかで悩んだが、三枚におろしてサラダ油を塗った金網で焼いてみたら、うまく小骨がパリパリになって食べやすかった。満腹になり午前の部を終了。

アカジャラの在庫がまだあるので、今度は陸の食料をとってくることにした。う~ん、あれはジャガイモ畑じゃないか。罪悪感より遥かに上回る食欲には勝てなかったのであった。

ゲルが普通にジャガイモのつるを引っこ抜いて収穫しようとしていたので、モッサンが「それは邪道だ!ばれないようにこうやるんだ」と言って、土の中に直接手を突っ込んでイモだけ抜き取ってみせた。
これで後で土をかぶせれば見た目気づかれない。というか、どれも邪道である。

邪道でゲットしたジャガイモは、鍋で「海水煮」にし、昼の残りのアカジャラを焼き、幸せな晩飯を食うことができた。
うーん、これで明日の朝食べるものがないが、まあ朝イチで解散して家で食べよう。モッサンたちは早々に眠りについた。

そしてこのキャンプの「オチ」は直後にやってきた。

「満潮」である。

あわやテントは水びたし。急いでテントを移動した。なんか海の音が大きくなってきたな、とは思っていたけどね。

翌朝、直射日光にさらされたテントは灼熱のサウナと化し、天然の目覚まし時計となった。沢水を飲み、顔をジャブジャブ洗って、無言でテントをたたむ。疲れきっていたのである。

「じゃぁ~なぁ~・・・」と生気のない解散の言葉(毎回これ)で、それぞれが自宅へと散っていったのであった。

end

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第5話 短編集

長文の必要がない項目をまとめてみた。時効なので捕まえないでほしい。

①.素もぐりでホタテやアワビを、ゴムボートにてんこ盛りに乱獲した。

②.冬場に営林署で使うスノーモービルを勝手に乗り回し、よその農具小屋に激突(ガマ)して破壊した。

③.砂防ダムの標識(木製)を焚き火にくべて暖をとってしまった。

④.よその畑のスイカをガメた瞬間、畑の主に発見され、そのときの言い訳が「誰かに盗まれないように運んでたんだ」

⑤.冬に道路の「ワダチ」の進路をスコップで道路外にそらしてみたところ、走って来た車が道路脇に突っ込んだ。運転手に死ぬほど追っかけられた。

ざっと思い出しただけでこのぐらい。

何を考えていたのか自分でも理解できない。

ごめんなさい、としか言いようがない。

絶対マネしないでね!

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第4話 山小屋完成

床部分が出来上がると、その後の工事は速かった。
ガマが切り出して来た丸太は柱と梁になり、骨組みが出来上がると、あとは端材をひたすら打つべし打つべし。
筋交い?何それ?柱はカスガイで固定!卒業までの2年間持てばいいのだ。強度については眼中になかった。

二階部分の床を張り終えたところで、どこからかゲットしてきたベッドのスプリングマットを設置した。穴が開いてて中のバネが見えていたので、ブルーシートで包んだ。
その後、モッサンは窓やベンチ作り。ガマは屋根張り。一本丸太を削って階段をつくり、目玉商品の「アルミサッシ」を取り付け(釘で)、古い薪ストーブを搬入して煙突を取り付け、スキマというスキマに新聞紙や草(笑)を詰め込み、最後にウッドデッキが材料不足で中途半端だが、これで竣工とした。

ちなみに総工費700円弱(蝶番だけは買った)

田舎だから、噂が一瞬で広がり、多くの人が見物に来ては賞賛したり笑ったりして行った。

こうしてモッサンとガマの遊びの拠点が出来たわけで、いよいよ学校をサボる回数が増えたのは言うまでもない。


PS.山小屋完成から1週間足らずで「目玉商品」のサッシが盗まれていたorz 結構太い釘で打ち付けたのに、よくぞ取り外しできたものだと、逆に感心した記憶がある。

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