モッサンの思い出し笑い

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第3話 山小屋建築(基礎)

とりあえず材料が揃ってきたので、いよいよ建築にとりかかることにした。
まずは小屋の土台となる基礎部分から始めなくてはならない。そしてもちろん基礎工事の知識は皆無。
二人で会議した結果、建築予定地が窪地だから高床式の基礎にしましょう、ああそうしましょうということになった。
さっそく学校の教科書で見た高床式住居のイメージを思い浮かべながら、地面から40センチ程度上げるための柱材の加工にとりかかった。
ガマが運搬してきた直径20センチ弱の杉丸太をのこぎりで50センチ長に切断し、樹皮をはがし、地面に接する部分を焚き火で焦がして防腐剤代わりとした。
この基礎丸太を6本準備して、石だらけの地面を掘り順次設置していった。
柱同士の距離や垂直水平などは全て野生のカンで測った。
こうして整然と並んだ(ようにみえる)柱の上に角材(古家からのもらいもの)を乗せ「カスガイ」で固定(笑)し、製材所からもらった端材で床を張った。
角材が長すぎて、窪地の端の高い所まで届いてしまったので、急遽設計変更し、前後に長い山小屋の基礎は完成した。どう見ても窪地にかかった「橋」か「ステージ」にしか見えなかった。

第4話に続く

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第2話 山小屋建築

高校2年の春、モッサンとガマは山小屋を建てる計画をした。
二人は、いつも山の麓で待ち合わせして遊ぶのだが、集合時間がズレると待ってる方が手持ち無沙汰になって、待ちきれずに山へ消えてしまう。
自分たちの拠点があれば、そこで本をよんだり寝転んだりできて相方を待つことができる。テントに比べると、雨や雪でも快適に泊まれる。

さっそく場所の選定である。
いくら高校生でも、他人の土地や国有林におっ建てる訳にはいかない事ぐらいはわかっていたので、親戚関係をあたってみたところ、モッサンの本家の畑が空いていた。
訳を話したら好きに使っていいとの事で、まずは敷地ゲットである。川沿いの、ロケーションのいい場所である。

つぎに材料の調達である。
モッサンのオヤジの友達が杉山を持っていて、間伐材をくれた。くれたといっても、伐採から運搬まで自分たちでやらなければならないのであった。
モッサンが部活をやってる平日にガマが全部運んだ。聞くと、斧で切り倒した木を川に浮かべてロープで引っ張って来たということ。30本ぐらいあったと思う。アッパレである。
これで柱材が手に入った。続いて壁材だが、地元の製材所の主人が「俺はそういう冒険野郎が大好きだ」と言ってくれて、山積みの端材をいただいた。これも運搬は自前で、モッサンとガマ、それとモッサンの弟リューの三人でリヤカーに材料を山積みして3キロほど押して運んだ。
近所の家の立て替えで出たアルミサッシ、トタンなどもいただいた。釘なんかも地元の大工さんから大量にもらった。みんな応援してくれ、注目してくれたから企画倒れにならずに頑張れたのかもしれない。

第3話に続く。。。

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