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モッサンの思い出し笑い

第19話 ミミズ恐るべし!

都市伝説だと思っていた。

モッサン少年が小学校4年か5年の頃、TVのコマーシャル(何のCMだったのか不明)で「ミミズにおしっこをかけると腫れるよ」という台詞を言っていて、小学生の頭脳でも「煽ってる」としか思えず、当然のように検証してみた。
次の日の朝、モッサンがトイレで見たものは「ナマコ」だった。
いや、違う。
そう、モッサンのチ○ポ○が思いっきり腫れていたのだった。
「き、来たぁぁ」(織田裕二)
完全な大人サイズ。
恥ずかしいが仕方ない。母ちゃんに報告&見せてみた。
母:「なんじゃこりゃぁ」(松田優作)
モッサン少年は30キロ離れた小児科へ連行され、診察室で医師に正直に話した。
「ミミズにおしっこかけて腫れた」と。
医者:「んな訳ねぇだろ」(爆笑問題:田中)
そんなのは迷信だ、汚い手で触るからこうなるなどのお言葉をいただき、処置に移った。
看護婦のオネーサンが、腫れあがったモッサンの○ン○コを見て「ふ」と笑っ
たのを鮮明に憶えている。
小麦粉みたいな薬を何種類かまぶして「投入前のエビフライ」みたいに
されて処置は終わった。
3日ぐらいで完治したと記憶している。

時は30年流れ・・・

40歳になったモッサンに、再びあの悪夢が襲いかかった。

「また来たぁぁ!」

思い当たるふしがあった。
昨日の朝、モッサンは庭に高麗芝を張っていて、時折出現するミミズをヒョイヒョイと退かしながら作業していた。
そしてそのあとトイレにも行った。
手を洗ったのはトイレの後のみ。
ということは、これは原因確定でしょう。

泌尿器科へ急いだ。
モッサンは必死にミミズ説を唱えた。
腫れの治療よりそっちを肯定してほしかった。

医者:「な訳ねぇだろ」
問診おわり。

代わりに疑われたのが「性病」だ。
医者:「不特定の女性とナニはあったか」(ナニって言うなよ~)
モ:「ありません」
医者:「奥さんの方は」
モ:「どうひいき目に考えてもありません」
医者:「わかりました。みんな、そう言うんだよね。じゃ検査しますね」

・・・腹立つわ~

一週間後、検査結果が出た。
何の細菌もウィルスも検出されなかった(当たり前)
首をかしげる医師に、モッサンは再び「ミミズ説」を言ってみたが、
「医学的に認めるわけにいかない」と言われ、玉砕。
モ:(学会で発表してくれよ~)
だが、モッサンだけは確信した。
「ミミズが保有している特定の物質はポ○○ンを腫らす作用アリ」

だれか証明してくれ~
ちなみに今回は、腫れがひくまで3週間を要したのであった。

END。すみませんでした。
興味のある方はマネしてみてください(笑)命には別条ないと思われます。
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第18話 海でのトラウマ

2009年09月07日 ネットニュースやテレビで大々的に取り上げられた【川遊びの男児死亡、同級生知らせず 京都】

これは小学生数人で川遊びしていて、おぼれている友達を助けず、助けを呼ばず、結果死なせてしまった悲しいニュースだった。

でも現実的に9才児が的確な判断で救助とか、まず無理である。
頭の中が真っ白になって動けなかったんじゃないかな。
溺れるって事は、深みにはまったか急流に流されたわけで、そこに助けに入るのは大人だって難しい。
かといって、今まさに死にかけている友人を置いて大人を探しにいくか?っていうと、それだって難しいだろう。

モッサン少年が8才のとき、1コ下の友達と海に釣りに行って同じような事があった。
モッサン少年が防波堤の端っこに座って釣り糸を垂れていて、友達が隣に並んで釣りをしようと駆け寄って来た時、勢い余って海に落ちてしまったのだ。
モッサン少年は最初、何が起こったのか理解できなかった。
友達は防波堤の端っこで急停止したかったらしいが失敗。「おっとっと」って言いながら両腕をぐるぐる回して身体を弓なりにそらして落ちまいと頑張ったが、頭から海にザブンといってしまった。
そんなコントのような始まりだった。
水深は3メートルぐらいだろうか。水は濁っていてうねりが高かった。
モッサン少年は呆気にとられて何をどうすればいいのか分からず、ただ呆然と見ているだけだった。
まだ泳げないはずの友達が、背泳ぎのような感じで浮いているのが不思議だった。
泣き顔でも苦しい顔でもない「真顔」の友達が波間から

「たすけて」

と言った。

そのとき初めて我にかえったんだと思う。

モッサン少年は友達に背を向け一目散に大人を探しに走った。
幸いすぐ近くに漁師の若者がいて「わがった!」ってすぐに海に飛び込み友達を救ってくれた。

漁師の若者は左手で友達の両足をつかんで逆さ吊りにして、右手で友達の背中を何度もたたく。
肺の中の海水をゲホゲホと吐き出す友達。「ゲホゲホ言ってりゃ大丈夫だ」と漁師。「すんごい力でしがみついてきて殺されるかと思った」と笑っていた。
モッサンが助けに飛び込んでいたら共倒れだったんだろうな・・・

友達は無事回復し、次の日から学校にも来た。
だけど彼と一緒に遊ぶことはもうなかった。彼の親が禁止したからである。モッサン少年も子供心に納得していたように思う。

半世紀近くも前の話。
水難だけでなく、事故って生き死にに関わらず、当人以外も大きな傷を負うもんである。

願わくば、ニュースで悪者のように書かれた同級生の子らの将来が誹謗中傷によって閉ざされることがありませんように。


第17話 ツナギ襲来

第17話タイトル2
ここで言う「ツナギ」とはモッサン地方の呼び名である。

「小型の虻(アブ)」の事で、夏の山で忌み嫌われる存在だ。

「何だアブか」と言われるかもしれないが、コイツのせいでモッサンは2度も大変な目に遭っているのである。

【1回目】

母親の原付(パッソル)を無断で借りて(もちろん無免許)後ろに弟を乗せて林道をツーリングしていた時のこと。

林道なので基本砂利道である。3キロほど走ると弟が「ケツ痛てェ」と言い出した。モッサンはスクーターを停め、休憩する事にした。

2~3匹のツナギが足元を飛んでいるのを手で払いながらジュースなど飲んでいるうちに、チクチク刺され始め、気がつくとツナギは数百匹の大群になっていた。

これはさすがにヤバイと思ったモッサンは撤退を決意。急いで弟を後部に乗せ発進・・・

ウィリー!!!

身の危険を感じた弟は咄嗟にスクーターから飛び降りたが、重量が減ったのでスクーターは加速。ほぼ垂直に立ち上がった車体は横に倒れ、モッサンの左脚に落ちた。

「脚、もげた」とモッサンは思った。

当時のスクーターはステップが鉄板状に平らになっており、それがギロチンのようにモッサンの足首に落ちた訳で、どう考えても無事なハズがない。

火事場の馬鹿力で、腕力だけでスクーターを退かし、左足首を見てみた。

足首の皮膚がかなり奥までめり込んでいて、その奥に骨が見えていた。やがてせきをきったように血と痛みがあふれ出してきた。
「ギャー!!!」
モッサンはすぐ近くにながれる沢へ「ケンケン」で走って飛び込み、傷口を沢水に浸した。何故そうしたのか未だにわからないが、沢水がピンクに染まったのを今でも鮮明に憶えている。

弟は呆然、兄は激痛を堪えて沢の中。それでもツナギは容赦なく二人の血を吸いまくる。

(これを地獄と呼ぶのだろうか)とモッサンは思った。

鬼のように痛かったが、またケンケンでスクーターまで戻り、今度はゆっくり発進。その間にも数ヶ所刺されたが、刺された痛みなんて全く感じなかった。

無事に家に帰還を果たしたが、スクーターのステップは血だまり。水で洗い流した。

気になる患部は、肉が所定の位置に戻っており骨は見えていない。奇跡的に骨折もしていなかった。

モッサンはこの傷をオロナインで治したのである(笑)だって病院行けば色々バレるし、縫うのも絶対イヤだった。完治まで3ヶ月もかかったのだった。




【2回目】

モッサンは、上流の砂防ダム落ち込み部で銛を片手に潜り、イワナやヤマメの捕獲作戦をしていた。

すごい数の魚が泳いでいて、特にヤマメは美的に優れていて、モッサンは銛で突くのも忘れてしばらく浮遊していた。水中メガネにシュノーケルを装備していたので、ずっと水中を見ている事ができた。

そのシュノーケルに「コツン・コツン」と何かが当たっていて、いや、その「何か」が何かモッサンは分かっていたが、確認のため水中から顔を出してみた。

ああ・・・真っ黒・・・

これって、何万匹いるんでしょうね・・・という勢いのツナギの塊であった。

ツナギたちは一瞬でモッサンの頭や顔にピタピタととり付き、モッサンが急いで水中に逃げるまでのわずか2秒ほどの間に5ヶ所ぐらい刺された。

下は魚天国、上はツナギ地獄。たま~に背中とかが水面に出ると、すかさず刺してくる。完全に「待ち」状態ですな。

しばらく膠着状態が続いたが、やがてモッサンに限界がおとずれた。

水が冷たくて身体が冷え切ってしまったのである。

30センチぐらいのヤマメを1匹仕留め、「せーの」で一気に川から上がり、全速力で走って自転車にまたがって逃げた。

やはりツナギの群れは追ってきてあちこち刺したが、500mぐらい走ったところで急に1匹もいなくなった。ツナギには行動半径があるのだろうか。

やれやれ、一件落着・・・とはいかなかった。

突然目まいと吐き気がモッサンを襲ったのである。真夏で暑いはずなのに寒気が全身を覆い、モッサンはフラフラになってやっと家に帰り着いた。

すぐに風呂へ行き、熱い湯に浸かること実に2時間。やっとまともに動けるようになった。

おそらくは「低体温症」。冷たい川の水に入りっぱなしだったのが原因だろう。

あんなに具合が悪くなるもんだとは・・・

 

ツナギ恐ろし!

 

PS.ツナギでも、アナフィラキシー・ショックがあり得るそうです。

真夏は山より海にいきましょう(笑)

第16話 マムシ

15話の大滝から更に5kmほど進んだ超山奥でキャンプ(というか野宿)したとき、焚き火の近くからマムシが出現した事があった。

爬虫類に強い耐性を持つモッサンが捕獲し、袋に入れて持ち帰った。

「マムシって高く売れるんだっけ???」とか考えながら、まずフンなどを全部出させて後でマムシ酒にしようと思い、水を入れた一升瓶にマムシを閉じ込めて部屋の洋服ダンスに隠した。

一週間後・・・

マムシは密封した水中なのにまだ生きている。すごい生命力である。

さらに一週間後・・・

まだ生きてる。水がフンで濁ってきた。

さらに一週間後・・・

「な、よ~ふぐダンスさなんばかっちゃ~んだど!!!ボガーン!」

訳:お前、洋服ダンスで何を飼ってるんだ!!!バガーン!

ヘビ嫌いの母親に見つかってしまった

しかも、母親が見てしまったものはただのビン詰めマムシではなかった。

マムシは身ごもっていたらしく、腹?から子マムシが半分出ている状態で絶命していた。
さらに恐るべきは、先に生まれてきていたもう一匹の子マムシが母マムシの口から半分出ていた
・・・いや半分食われていたのであった

「イヤァァァ!!」

さすがのモッサンも、母親に言われるまでもなく一升瓶ごと川に捨ててしまった。

この一件は20年以上経っても消えない後悔を残した。

出産間際に捕獲され、生んだ子供を食べなければならないほど追い詰められた母マムシ。

生を受けて間もなく母親に食べられなければならなかった子マムシ。

この凄惨な場面を作り出してしまったモッサンは、しばらく立ち直る事ができなかった。

懺悔します。もうヘビは捕まえません。ヘビに出会ったら道を譲ります。

END

※マムシは猛毒を持っています。ヘビ好きでも関わらない方がいいです。あと、本州ではヤマカガシが最強の毒ヘビだそうです。

第15話 ガマ回転

IMGP1653.jpg
近所の川を5キロほどさかのぼり、第14話のガケより少し上流に「大滝」がある。

落差5メートルほどで幅が15メートルぐらい。
春先や雨降り後の増水時は見事な滝だけど、普段は幅1メートル程度の白糸の滝状態である。

夏の暑い日に、モッサンとガマは魚釣りのついでに大滝で遊んでいた。

滝は白糸状態、ほとんど岩がむき出しになっていたので、滝の上から滝つぼめがけてダイブ。
滝つぼの深さは2メートルぐらいだろうか。

続いて水中メガネを装着。

魚釣りに来たのに何故水中メガネを持っているかって・・・?

それは「保険」である。

真夏の日中は釣れないもの。それに朝イチで余所者がルアーやフライで釣ってしまっている可能性が高い。

釣れなきゃ「捕獲」の精神である。もちろん銛も持参している(笑)

滝つぼに潜ってみる。こういう場所には「川の主」的巨大魚がいるかもしれない。

「ギャー!」

何ですか!?岩に無数にぶら下がっている黒いヒモ状の生物は(ToT)

ガマ曰く「ありゃ八目ウナギだ」

さすがのガマでも「獲って食おう」とは言わなかった。だってキモいんだもん。

気を取り直して、次は「白糸」の落ち込み部にチャレンジ。

長年に渡って幅1メートルの水が岩を削り、底の岩がえぐれて湯船みたいになっている。
水は一旦その湯船に落ちて再度吹き上がる。

岩の湯船は1平方メートルほどだけど、勢い良く落ちてくる水のため常に泡になっていて、深さは不明。

やはり勇者ガマがチャレンジ。あっけなく湯船の中に入った。

「大して深くねーぞ」と岩から両手を離して上げて見せた。

深さ1メートルと20~30センチぐらいかな?と思ったその時!

急にガマが消えた。まるで水中に引き込まれたように超高速で沈んだのである。

5秒後・・・

泡の中からガマの足が見えた。そしてすぐ消えた。

さらに3秒後・・・

泡の中からガマの手が見えた。そしてすぐ消えた。

そして?秒後(かなりの時間に感じた)

やっとガマの顔が現れた。さすがに必死な表情である(笑)

「10回転ぐらいした」らしい。

湯船の足元は水が高速で流れていて足を取られ、さらに泡でいっぱいの湯船は浮力が極端に少なくて浮かび上がってこれない。
両脇の岩に手を突っ張って何とか回転を止めて立ち上がったのだった。

泡は恐ろしい。

あのバミューダ海域でタンカーが沈む原因の一説に、メタンガスの泡で浮力を失うというのがあるが、ガマは身をもって体感したのだった。

大滝の湯船に入ったのは後にも先にもガマ一人だろうな。

怖がりのモッサンは当然パス(笑)

END

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モッサン

Author:モッサン
まだ若い頃に、もっと若い頃を思い出したことを書いています。
21話で完結の予定です。

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